カテゴリー: 戸籍謄本・抄本

  • 戸籍謄本 英語で発行の自治体、ないかも。

    戸籍謄本を英語で発行してくれる自治体は、当社が知る限り、ありません。

    と言うのも、日本という国の地方自治体に保存されている、その市民の戸籍であるため、英語の文書で保管しておく理由がないためです。

    また、日本語の戸籍謄本を、地方自治体が英語にして発行する、というサービスは、ちょっと考えられないかなと思います。

    仮にどこかの市町村で英語で発行するサービスがあったとしても、あなたが戸籍謄本を取得するのは地元や故郷の地方自治体ですので、そこにそのサービスがないと意味がないわけで。

     
    手続きとしては、たとえば、下記の東京の千代田区の区役所のウェブに掛かれているのが、一般的です。

    戸籍謄本の英訳版があるのか教えて欲しい – 千代田区
    https://faq.city.chiyoda.lg.jp/faq.asp?faqno=FAQ00011&sugtype=3

     
    ちょっと趣旨が異なるかもしれませんが、自分で翻訳したものを日本語で証明してくれる英文証明というものもあります。

    英文証明について:練馬区公式ホームページ
    https://www.city.nerima.tokyo.jp/dl/koseki/eibunshoumei.html

    また、自分で英訳したものに誤りがないかを審査してくれるサービスもあります。
    (英文証明書が発行されるため、そこは上記の練馬区と同じだと思われます。)

    戸籍謄(抄)本の英訳証明書様式 – 福岡県太宰府市公式ホームページ
    https://www.city.dazaifu.lg.jp/soshiki/7/2683.html

     
    と、このように各自治体で便利なサービスがありますが、原則として、英訳自体は自分でやるか、翻訳会社さんに依頼するか、そのどちらかが現実的ではないかと思います。

     
    戸籍謄本 英訳 自分で

    戸籍謄本 英訳 自分で

  • 戸籍謄本 英訳 自分で

    戸籍謄本 英訳 自分で

    戸籍謄本を自分で英訳して、カナダやアメリカのビザ申請を行う場合の注意点をお伝えします。

     
    英語に覚えがある方であれば、戸籍謄本を自分で英訳することに大きな難しさはないはずです。
    ほとんど単語の羅列で「英訳する」というほどのものではないためです。

    一部、文章になっていて、法律の条文の名前が出てくる箇所がありますので、そこだけは難しく感じるかもしれません。

     
    いっぽうで、最もネックになるのが、

    「誰が翻訳したか」

    という点です。

    渡航する国によって取り扱いが異なりますので、一概には言えませんが、たとえば、カナダやアメリカであれば、certified translation(証明された翻訳)である必要があります。

    つまり、自分で翻訳をしたものは受け付けてもらえずに、第三者翻訳(一般には翻訳会社に依頼して英訳してもらう)である必要があるのです。

    ここに自分で英訳することの限界(使えないという意味で)があります。

     
    国によっては、「翻訳資格を有する翻訳会社に英訳してもらう」という説明がなされますが、日本では翻訳は、たとえば弁護士資格や公認会計士資格のように国家資格ではないため、「翻訳資格」という概念が存在しません。

    ここは厳密でなくても、要は翻訳会社に依頼して英訳してもらう、ということで問題はありません(それ以上の準備の仕方がありません)

    翻訳会社に英訳してもらう際、英訳された戸籍謄本を証明する、翻訳証明を一緒にいただくのが賢明です。それによってcertified translation(証明された翻訳)になるためです。

     
    戸籍謄本の英訳をご希望の方は、下記をご覧ください。
    (もちろん、翻訳証明付です)

    戸籍謄本の英訳

    戸籍謄本の英訳